PicoQuant
PicoQuant ピコ秒LD/LED、TCSPC、蛍光計測
独国PicoQuant (ピコクアント) 社は1996年に、堅牢・コンパクトで使い易い時間分解計測システムの開発・製造のために設立されました。2010年に事業領域を拡張した後、ピコ秒パルス半導体レーザー、時間分解測定、単一光子計数、蛍光計測におけるリーディングカンパニーに成長いたしました。2002年に開発された超高感度蛍光顕微鏡は、当時単一分子レベルで測定可能な初めての商用装置で、現在も世界中の研究開発分野や品質管理・生産プロセス管理に使用されています。
同社の製品のアプリケーション範囲は広がり続けており、従来からの生化学分析はもちろん、半導体の品質管理、拡散光トモグラフィ、量子情報処理、光検出器のテストなど電気通信分野でも広く使用されています。いずれの分野でも、使用者のバックグランドを問わない製品の使い勝手の良さにより、本来の研究課題に集中することができます。
PicoQuant社は、使用者のバックグランドを問わない使い易い製品をラインナップする一方、OEMにも柔軟に対応し、著名な研究者と協力しながら、最先端技術を提供することに注力しています。またこのような同社の20年以上に及ぶ研究開発の経験を、主催するセミナーやワークショップなどで多くの研究者と共有して、科学コミュニティへの貢献に努めています。
一部製品のデモ機を国内にご用意しております。

PicoQuant 製品一覧
- PicoQuantフォトンカウンティング 光子計数とタイミング (蛍光測定・量子相関)
PicoQuantのフォトンカウンティング(光子計数)向けの幅広い製品には、時間相関シングルフォトンカウンティング(TCSPC)とイベントタイミング用の高性能モジュール、シングルフォトンセンシティブ検出器、および(時間分解)蛍光測定と量子相関の評価用の専用分析ソフトウェアが含まれます。
- PicoQuantPicoQuant ピコ秒パルス LD/LED 製品一覧
PicoQuant社のピコ秒パルス半導体レーザー/LEDは、コンパクトで信頼性の高いターンキー・ソリューションです。ピコ秒パルス、変調、または高速スイッチ(nsec~µsec)モードで動作します。代表体なレーザーシステムは、共通のドライバユニットと交換可能なヘッドで構成されます。特殊な用途向けのスタンドアローンユニットもラインナップしています。
- PicoQuant高出力レーザーとUVレーザー VisUV / VisIR
VisUVでは波長266nm~590nm、最大100mW、レーザービームを3本まで平行出力可能。VisIRでは1064nm 、1530nmで高出力用途に対応。STED顕微鏡用ディプレッション・レーザー (766nm) に最適。オプションで周波数変換も可能。
- PicoQuant高出力高精度 ピコ秒ダイオードレーザードライバー Taiko PDL M1
パワフルで精密なピコ秒ダイオードレーザードライバー、5年間保証の安心品質。繰り返し周波数 1 Hz ~ 100 MHz。バーストパターン、パルス&CWモードを設定可能
- PicoQuantレーザー走査型顕微鏡(LSM)用 コンパクト FLIM・FCS アップグレードキット
各社の多光子レーザー走査型顕微鏡に取り付けて、TCSPC(時間相関単一光子測定法)を用いた高感度・低ノイズのイメージングを可能にするTCSPCイメージング拡張キット。コンパクトFLIM・FCSアップグレードキット
- PicoQuant蛍光分光計制御&データ分析ソフトウェア EasyTau2
PicoQuant社製 TCSPC製品による蛍光分光計制御 及び データ分析ソフトウェア。定常的な励起・発光スペクトル、蛍光・燐光の寿命、異方性測定など、幅広い蛍光分光アプリケーションに対応。スクリプトによる自動化・拡張かが可能。デモ機をご用意しております。